🐰 【学校に行きたくなくなったらどうしたらいい？】 学生みんなが毎日通う場所、「学校」。 でも、たまに行きたくない、行きたくても行けない日がありますよね。 今日は、「もし、学校に行きたくなくなったらどうしたらいい？」 についてお話...

🐰 【学校に行きたくなくなったらどうしたらいい？】 学生みんなが毎日通う場所、「学校」。 でも、たまに行きたくない、行きたくても行けない日がありますよね。 今日は、「もし、学校に行きたくなくなったらどうしたらいい？」 についてお話しします。 みなさんは、どういう時に、「行きたくない」状態になりますか? ◻︎宿題が終わらなかったとき ◻︎時間に間に合わないとき ◻︎友だちとうまくいかないとき ◻︎苦手な勉強や行事があるとき ◻︎いじめやトラブルがあるとき ◻︎体調が悪いとき ◻︎何もやる気が起きないとき などなど、、、。 みんな、それぞれ理由があって、結果として学校に行けないという状態になります。 でも、それは子どもだけではなくて、大人にもそんな時があります。 大人は、学校ではなく、職場に行きます。 だけど、月曜日はなんだか行きたくなかったり、大事な仕事の日の朝には休みたくなったりします。 それでも、一生懸命自分に「頑張れ!」と言って職場に行っています。 苦手な上司もいます。嫌なことを言う同期（一緒に仕事を始めた仲間）もいたりします。 上手く関われるように、何か言われても笑顔で接したり、なるべく近づかないようにしたりして同じ職場で過ごしているのです。 ただ、大人は子どもよりもたくさんの言葉を知っているので、言葉を使って自分の気持ちを表現したり、人と仲良くしたりすることができます。 人に相談したり、仕事を変えたりすることもできます。 では、子どもはどうでしょう？ 子どもは大人のようにたくさんの言葉を知らないので、自分がどんな気持ちなのかを表現できない時があります。自分でもわからなければ、相手に伝えたくても、どう伝えればよいかわからない時があるのです。 何ができるかわからない時も多いです。 そんな時は、周りの大人に助けてもらってください。先生（担任や保健室の先生、校長先生など）に話したり、親にも伝えてみてください。 話して気持ちが軽くなったり、解決方法が見つかってモヤモヤがなくなって学校にまた行きたくなることが多いです。 だけど、それでもしんどかったり、学校のことを考えると涙が出たりお腹が痛くなったり、自分が嫌いになったりする時は、学校は休んだ方がいいです。人によっては、転校をするのもよいかもしれません。 学校に行けないということは、何か理由があって、体が自分を守ろうとして学校に行けなくなっているからです。 本来、学校は、行きたくて行く場所です。 友だちと遊んだり、勉強や運動をしたり、おいしい給食を食べたりする楽しい場所です。 ちょっと頑張って行けるなら、ちょっとだけ頑張ってみてください。 それでもどうしても頑張れない時は、休んだり、環境を変えたりすることも大切です。 家の中で居場所がなければ、近くには適応指導教室（教育センター）やフリースクールもあります。 そこに行くと、学校にいったと同じように出席として扱われることもあります。 学校は、必ず行かなければならない場所ではなくて、行きたいから行く場所です。学校以外にも学びの場はたくさんあります。 疲れたら休む、そして、身体も心も元気になったら、また動き出せば良いのです。 ————————————————————-